不登校でも勉強についていける?勉強のコツや対処法について解説!
2021年度、小中学生の不登校者数は、約24.5万人とされており、年々増加傾向にあります。不登校になると、どうしても心配になってくるのが学力面です。授業ができない分、親にとって、とても悩ましい問題です。今回は、そんな勉強の解決のヒントを見ていきます。興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
不登校になると抱えやすいリスク
不登校は、本人も不登校になりたくてなっているわけではありません。誰がいつ、どのタイミングで不登校になってしまうかも分からないものです。理由がある子も、理由がない子もいます。
親としては、不登校にさせたくないと思う気持ちもあると思いますが、学校に行けない心身を無理に学校に行かせるのは得策ではありません。
そんな不登校について少し頭に入れておくことで、もし自分の子どもが、不登校になってしまった場合に早めに対処ができるかもしれません。現在不登校の場合も、リスクを知って、どのようなフォローが必要か考えてみるきっかけにもなります。
友達関係
学校に行かなくなると、友人とのコミュニケーションをとる機会が減ってしまいます。不登校になると、親との会話がほとんどという子や、自宅でも会話が減ってしまっているという子もいます。
学校では、友人以外にも、先輩や後輩、教師とのやり取りの中でコミュニケーションを学んでいきますが、そういった場がなくなってしまうので、ほかに居場所になるような場所や、コミュニケーションを学べる場を見つけてあげる必要があります。もちろん、無理にではなく、子どもの心に合わせて探して行くことが大切です。
学習面
学習面では、授業に出られない分、学力の低下や、試験、進学に不安をもってしまうようになるといった面があげられます。授業と同じように自宅で学ぶことができたり、塾に通うことができたりすれば問題はありませんが、なかなかそうもいきません。とくに、進学や試験では、学力がとても大切になってきます。学力の面は、不登校になってしまうと直面する一番の課題です。
生活面
生活面としては、生活のリズムの崩れがあります。学校がある場合、登校時間が決められているので、朝は早起きして、日中は勉強や運動をして、夜は寝るというリズムが作られます。
しかし、不登校の場合、いつ起きても大丈夫、いつ寝ても大丈夫という状態になってしまいます。そのようなことが続くと、昼夜逆転してしまう恐れもあります。心身の健康には、生活リズムの安定も関係しているので、気をつけたいことのひとつになります。
進学面
進学するには、やはり勉強が欠かせません。大学に進学する場合は、高校を卒業するか、高校認定試験を受けて大学の受験資格の取得することが必須条件です。進学を考えているのであれば、一定の学力をつける必要があります。
就職面
いくら学歴が関係ない会社が増えたとはいえ、まだまだ日本では、学歴を重視している会社は多くあります。そのような場合に、不登校であるがゆえに学歴面でマイナスになってしまう場合もあります。
高卒と大学卒では、初任給に差がある会社も多く、将来、後悔しないためにも対策が必要です。また、将来この仕事に就きたい、という希望がある人は、その職業の採用基準を知ることも大切です。どの程度の学力が必要なのか見ることができます。
不登校でも学校の勉強を続けるには?
たとえ不登校であっても、学校の勉強を続けることはできます。しかし実は、学校の教科書は独学には向いていません。
教科書は、教師が教えるという前提で作成されているので、教科書では不充分であったり、分かりにくかったりします。そのため、学校の勉強と同じように学習する場合は、別途、テキストなどを活用し、分かりやすい内容のもので勉強する必要がでてきます。
独学で難しいときは家庭教師を頼ってみよう
自宅で学習できるようになっても、独学での勉強に限界を感じる場合や、自宅学習すら難しい場合もあります。そんな場合に、活躍するのが、家庭教師という存在です。
家庭教師は、さまざまな生徒を教えた、プロの先生です。ひとりひとりに合った内容で、授業を行ってくれるので、不登校になって、学力が心配という方には、とてもおすすめできる方法です。
また、自宅に来てくれるという安心感もあります。塾や学校は、行くという行為が苦痛に感じてしまい、行けなくなってしまうというケースが多々あります。そのような心配もないのが、家庭教師なのです。
レベルの調節や、ペースを個々に合わせてくれるので、ストレスが少なく学習に取り組めます。
まとめ
不登校になってしまった場合は、さまざまな心配事がでてきます。とくに学習面は、授業を受けることができない分、ひときわ心配になります。自宅でも、独学で学ぶことはできますが、初めての内容を、独学だけで理解するのは、なかなか難しいのが現状です。
そんな場合は、家庭教師を活用するなど、子どもにとって負担が少なく、なおかつ、個々に合ったレベルやスピードで学習できる方法を選ぶとよいでしょう。子どものペースに合わせる、それが大切なコツなのです。
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